7月22日より姉妹サイトWHITE CROSSで限定配信中のWebセミナー「天然歯もインプラントもしっかり守ろう!パウダー&超音波で快適メインテナンス」。
講師は、歯科衛生士として歯科医院にて予防業務を担当しながら、第二種滅菌技工士として感染管理を研究している柏井伸子先生。さまざまな資格を活かし、書籍の執筆やセミナー活動などを行っています。
この記事では、講演のサマリーやセミナーの様子をレポートします♪
また、今回のセミナーは、なんと受講料が無料! 視聴後のアンケートに回答いただいた方にはノベルティ(マスクケース)のプレゼントも♪
7月22日(木)〜8月5日(木)まで見放題ですので、この機会にぜひご活用ください!
歯周病による全身疾患を防ぐために歯科衛生士ができること
歯科の2大疾患である、う蝕と歯周病はどちらも感染症の一種です。
8020推進財団調査によると、8020運動の達成率は50%を上回るものの、4mm以上の歯周ポケットを持つ人の割合は、若い世代から高齢者まで、すべての世代で増加しています。
(参照:平成28年 歯科疾患実態調査結果の概要-厚生労働省 )
このことから柏井先生は、歯は残っていても何らかの問題を抱えている方が増加しており、その結果、歯科処置による感染性心内膜症が起こる機械が増えているといいます。
そのため柏井先生は、全身と口腔内の状態について考えていく必要があるといい、歯科処置による感染性心内膜症を防ぐために歯科衛生士が施せる提案を行っています。
また、より歯周病に関係性の深い糖尿病について、エビデンスに基づいた糖尿病患者への指導について解説。糖尿病専門医と患者さんとの架け橋になれる歯科衛生士の役割についてもお伝えしています。
効果的にバイオフィルムをコントロールする方法
歯科衛生士の行うメインテナンスの目的は、バイオフィルムをコントロールすることであり、歯周病の病原菌たちが生活しづらい環境をつくることだという柏井先生。
セミナーでは、感染源となる歯周病原細菌のメカニズムについて、細かく解説があります。
そして、バイオフィルムの検査方法として、P.g菌に特化したPCR検査を紹介。患者さんと口腔内の状況を共有し、セルフケアの重要性やプロケアの効果を伝える方法を説明しています。
患者さんも施術者も快適なプロフェッショナルケアを行うために
柏井先生は、患者さんが不快に感じることを排除すること、施術者の医療安全を徹底することが、快適なプロフェッショナルケアにつながるといいます。
患者さんがなぜ不快に感じるのか、痛みのメカニズムを解説し、患者さんに使用するミラーを人肌温度にしておくなど、診療時におけるさまざまな例を紹介。
そのために施術側が熟知しておくべきこと、そして医療安全についての提案もありました。
診査からデブライドメントまでの効率的なながれを紹介
続いて柏井先生は、診査に必要な使用器具の説明と、正しい使用方法、注意点、そして診断の意味についての解説。
歯科衛生士に苦手な方も多い根分岐部のプロービングについても、アプローチのポイントを紹介しています。
最後に効率の良いメインテナンスを行うため、「Varios Combi Pro」を用いたバイオフィルムの破壊、そしてプラークや沈着物の除去における症例を多数紹介。
天然歯とインプラント、それぞれにおける超音波スケーラーやチップの種類、正しい選択、使用方法についての解説に加え、歯牙形態の特性によりアプローチしにくい部分のパウダーメインテナンスやペリオチェックの活用方法も紹介しています。
ノベルティつき!期間限定無料配信お申込みはこちら
明日からすぐに使用できる指導法や施術法が盛りだくさんの今回のWebセミナー。
なんといっても無料で視聴ができ、7月22日(木)〜8月5日(木)まで見放題!
また、Webセミナー視聴後のアンケートに回答いただいた方にはノベルティもプレゼント中。
ぜひ院内のスタッフさんと一緒にお申し込みください!