みなさんは、歯周治療のインスツルメンテーションに自信がありますか?
2月10日、姉妹サイトWHITE CROSSにて、ライブセミナー「歯周インスツルメンテーションに不可欠なモノとコト」が開催されました。
講師はなんと、歯科衛生士の卒後研修グループ Jokanスクール代表の上間京子先生!
この記事では、セミナーの一部をみなさんにお伝えしたいと思います♪
また、こちらのセミナーは3月13日(金)23:59まで録画配信を実施中。「インスツルメンテーションを院内で統一したい!」といった方は必見です!
この機会にぜひ、Jokanスクールを体験してみてくださいね♪
歯周インスツルメンテーションに不可欠な“モノ”と“コト”とは?
本セミナーにおける“モノ”とは道具、いわゆるインスツルメントのこと。そして、“コト”はモノを使いこなすために何をするかということです。
Jokanスクールでは、シャープニングのことを「道具の管理」と呼ぶそうです。
スケーラーはとても繊細なもの。だからこそ、使用後は毎回お手入れをしなければなりません。
一度使用したらかならずテスティングをして、切れるかどうかを確かめた上でシャープニングをして再生するものと上間先生はいいます。
そして、“コト”には訓練が必要です。
まずはスケーラーの角度、切れるかどうかの見極めが重要。
だからこそ、シャープニング実習の中で「テスティング」を一番重要視して教えているそうです。
しかし、多くの歯科衛生士が、よく切れるスケーラーの見分け方や確かめ方について、誤って認識している場合が多いようです。
ぜひこの機会に、しっかりおさらいしておきたいポイントです!
見てわかる!マネキンを使った実践講義
今回のセミナーは、デモンストレーションの時間がたっぷり!
まずは、Jokanスクールでもっとも大切にされているテスティングからスタートです。
テスティングは、SRPの精度に関わるとても大切なもの。そして、むずかしい技術です。だからこそ、習得すれば歯科衛生士としての誇りになると上間先生はいいます。
デモンストレーションでは、4つの正しい把持方法としてペングリップやパームグリップ、ストーン、テストスティックの持ち方について解説されました。
正しく保持するコツやポイント、よくある間違った方法の例は、明日からの臨床に役立つこと間違いなしです!
また、多くの歯科衛生士が頭を抱える、遠心のスケーリング方法についても、ミラーや第1シャンク、レストの位置など大切なポイントをふまえて解説。
遠心のインスツルメンテーションってとてもむずかしいですよね。上間先生自身、研修に行くとかならず質問がある内容だそうです。
最後にはインスツルメンテーションだけでなく、PTC(Professional Tooth Cleaning)の方法も。インスツルメンテーションの基礎トレーニングとの繋がりを含め解説いただきました。
上間先生は、歯科衛生士の業務は2割の技能スキルと、8割のコミュニケーション能力で成り立っているといいます。
だからこそ、濃い2割の技を身につけて歯科衛生士という仕事をぜひ楽しんでほしいと締めくくられました。
最後まで見どころ盛りだくさん!質疑応答コーナー
今回のセミナーは生放送のため、リアルタイムで講師に質問を送ることが可能。
全国の視聴者からは、以下の質問がよせられました。
- シャープニングが上達するために大切なことは何ですか?
- 力がなくて、体が小さいのですが、どうしたら歯石がとれるようになりますか?
上間先生の経験にもとづいた、丁寧かつ的確な回答も見どころの一つ。
同じ悩みを抱えている方、必見です!
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何においても、大切なことは基礎基本だと実感できる本セミナー。
歯科衛生士がインスツルメンテーションを行う上で、最初にかならず知っておくべき内容が盛り込まれた講義です。
「インスツルメンテーションを学びたいけど、何からはじめればいいのかわからない…」「新人に正しい技術を身につけてもらいたい」そんな方は、ぜひご覧ください。
録画配信の視聴期間は、3月13日(金)23:59まで!
※ 録画配信では講師への質問はできません
あのJokanスクールがWebで体験できるこのレアな機会を、どうぞお見逃しなく♪