サンスターグループは7月8日、人生100年時代に向けた健康啓発冊子『Mouth&Body Topics Vol.6「歯ぎしり・食いしばり」から考える全身の健康』を発行し、ホームページ上に内容を公開しました。
『Mouth&Body Topics』は、口腔の健康から全身の健康を考えるテーマを選定し、医科や歯科の専門家へのインタビューおよび関連研究、啓発情報などをやさしい表現で解説するA4サイズ8ページの啓発冊子です。
今までに5回発行されており、口腔保健や医科歯科連携、誤嚥性肺炎予防、オーラルフレイル予防、歯周病と全身疾患といったホットな話題を取り上げてきました。
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6回目である今回のテーマは、歯を失う要因の一つとして注目されている「歯ぎしり・食いしばり」。健康への影響や睡眠との関係、改善のためのセルフケアなどを重点にまとめられています。
今回の見どころ
今回の冊子では、日本大学松戸歯学部の小見山道教授と、大阪大学大学院歯学研究科の加藤隆史教授へのインタビューをもとに、歯ぎしり・食いしばりに関するあらゆる情報をまとめています。
小見山道教授は、これまでに歯ぎしりや食いしばりに悩む多くの患者さんを診察してきた、咬合および顎口腔機能治療のスペシャリスト。そして加藤隆史教授は、口腔生理学の観点から睡眠のメカニズムを研究しており、睡眠医療に精通している歯科医師です。
このような専門家2名による解説が、とても簡単な言葉でまとめられているため、歯科医療従事者はもちろん、患者さんにも理解しやすい内容です。
小見山道教授が解説する内容は、以下の通りです。
- 歯科医療に加わった「力のコントロール」の観点
- 歯ぎしり・食いしばりの原因と発症メカニズム
- 歯ぎしり・食いしばりによる健康への影響
- 無自覚の人も多い歯ぎしり・食いしばりのサイン
- 歯科医院での歯ぎしり・食いしばりへの対応
- 健康的な生活習慣が歯ぎしり
- 食いしばり改善の第一歩
また、加藤教授が解説する内容は、以下の通りです。
- 眠りのメカニズムと歯ぎしり・食いしばりの関係
- 子どもの歯ぎしり・食いしばりについて
- 診断のプロセスと治療について 食べられる歯を残すために
- 歯ぎしり・食いしばりのメカニズム解明に向けて
最後には、歯ぎしり・食いしばり改善のためのセルフケアとして、マッサージや生活習慣についても紹介されています。
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いかがでしたか?どれも興味深いトピックスばかりですね!
『Mouth&Body Topics』の冊子は、PDFデータでダウンロードできるため、印刷して待合室に貼ったり置いたりすることもできますよ♪
今までブラキシズムについて深く学んだことがない方には、ぜひ一度目を通してみてください!
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出典:サンスター健康啓発冊子Mouth&BodyTopics「歯ぎしり・食いしばりから考える全身の健康」を発行~専門家の最新の知見とセルフケア方法を掲載~