患者さんにひびく!リコールはがきの書き方3つのポイント

突然ですが、患者さんのリコール率をあげたくて、お悩みではありませんか?

歯科医院において、定期検診のお知らせであるリコールはがきは、リコール率の向上に重要な役割を担っています。

しかし、いざリコールはがきを作ろうと思っても、どのようにしたら患者さんの心にひびくかわからず、悩んでしまうことでしょう。

そこで、患者さんが定期検診にきたくなる『リコールはがきの作り方』を、2回に分けて解説します。

第1回は、リコールはがきを作る3つのポイントについてです。

記事後半では、無料テンプレートのダウンロード可能なサイトも紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。

患者さんにひびくリコールはがきを作る3つのポイント

患者さんが来院したくなるリコールはがきを作るポイントは、以下の3つです。

  1. リコールはがきの目的を意識すること
  2. インパクトのあるデザインを選ぶこと
  3. 手書きの一言を添えること

それぞれ紹介しますね。

1.リコールはがきの目的を意識する

リコールはがきの目的は、患者さんに定期検診を促すことですよね。

定期検診を受けてもらうことで、むし歯の予防や、治療が必要な歯の早期発見が可能です。

はがきの目的を意識するのは、あまりにも当たり前のことだと思われるかもしれません。

リコールはがきの作成は『毎月決まった時期にはがきを作って出す』という流れ作業になりがちです。

しかし、患者さんに定期検診を受けてもらうという目的をしっかり持って作ったはがきと、意識をせずに流れ作業で作ったはがきでは、患者さんの心へのひびき方が違います。

そのため、リコールはがきを作るときは、まずは目的を意識しましょう。

2.インパクトのあるデザインを選ぶ

リコールはがきを作るときは、インパクトのあるデザインがおすすめ。

インパクトと聞くと「派手なデザインが良いのかな?」と思ってしまいがちですが、医院に合った雰囲気で心に残るデザインを考えましょう。

自分でデザインを考えるのが難しい場合は、無料のテンプレートを提供しているサイトを活用します。

無料のテンプレートを使用しても、手書きの一言を添えるとオリジナル性が上がり、インパクトを与えられるので、安心してくださいね。

3.手書きの一言を添える

リコールはがきには、ぜひ、手書きの一言を添えてください。

自分のために書かれたはがきであることを、患者さんに意識してもらうためです。

パソコンでデザインした印刷の文章だけだと味気なく、自分のために書かれたはがきだと意識しづらいですよね。

印刷面のみで不特定多数に向けたはがきは記憶に残りづらいので、広告のように感じ、定期検診につながりにくくなります。

1枚1枚に手書きの一言を添えるのは、楽な作業ではありません。

しかしながら、手書きの一言があるだけでグッと心にひびくリコールはがきを作れます。

リコール率をあげるために、ぜひ、手書きの一言は添えてくださいね。

リコールはがきの無料テンプレートをダウンロードできるサイト

リコールはがきのデザインを、一から手がけるのは大変ですよね。

ここでは、無料のテンプレートをダウンロードできるサイトを紹介します。

よろしければ、参考にしてくださいね。

デンタルン

歯科系の無料イラストを多く取り扱っている「デンタルン」。リコールはがきに使えるデザインも100種類ほどあります。

デンタルン「リコールカード」へ
デンタルン「リコールカード」へ

歯ぴすま通信

医院で配布する新聞制作を行っているサイト「歯ぴすま通信」にも、無料で使えるリコールはがきのテンプレートが用意されています。

歯ぴすま通信「定期検診」へ
歯ぴすま通信「定期検診」へ

WHITE CROSS

姉妹サイト WHITE CROSSの「お役立ちツール」の中にも、リコールはがきのデザインが60種類ほどあります。

はがきによっては歯科医院情報を印字できるデザインのものもあるので、併せてチェックしてみてくださいね。

WHITE CROSS「リコールハガキの使い方」へ
WHITE CROSS「リコールハガキの使い方」へ

ライオン歯科材

ライオン歯科材の「デジタルコミュニケーション素材集」にも、医院で使える素材がたくさん。

リコールはがきのテンプレートもあるので、参考にしてくださいね。

ライオン歯科材「定期検診のお知らせ」へ
ライオン歯科材「定期検診のお知らせ」へ

まとめ

定期的なメンテナンスにきてもらうことが目的のリコールはがきは、リコール率の向上に重要な役割を担っています。

リコールはがきを作るときは、流れ作業にならないように、目的を意識することを心がけてくださいね。

手書きの一言を添えるだけで、自分のために書かれたはがきだと意識しやすくなるので、ぜひ取り入れてみましょう。

次回は、リコールはがきに記載する手書き例文をご紹介します。