連載企画「歯科女(シカジョ)のたまり場」では、お題にそったエピソードを歯科で働くみなさんから募集し、寄せられたエピソードをご紹介していきます。
今回のお題はこれ!
『職場で出会ったイヤな言動』です。
女性スタッフが多い歯科医院でのお仕事。
みなさんも一度は、職場のスタッフの言動に頭を抱えたことがあるのではないでしょうか。
そこで、今回は歯科医院で働くみなさんに、職場で体験した腹が立った言動についてのエピソードを募集してみました。
早速、読者の方々からいただいたエピソードからピックアップしてご紹介していきます!
それって私のせい!?先輩からのイヤな一言
先輩、こんな言い方してない?
- 「そんなこともわからないの?」
- 「わたしが印象したときはこうはなっていなかった」
- 私が毎日のようにオペのアシスタントに付いていたとき、疲れがとれず風邪をひいてしまいました。そんなとき、先輩から「なんで病院に行かないの?自分の体調管理もできないなんて、つまらない。」と言われ衝撃でした。
理不尽すぎる言動エピソード
- やってもいないことで怒られた上、「ごめんなさいは?」と言われました。
- ため息が癖の先輩。 私にだけ距離が近くなると、嫌味のように大きなため息をつきます。
- 仕事がうまく回らないと不機嫌になり、無視されたり、カルテを受付に投げるように置いてきます。
- スタッフの汚点を見つけては、陰で悪口を言うチーフ。
- 他のスタッフが原因でも、すべて新人のせいにされます。
こんなエピソードも…
私が主任になった頃の話です。
新人がなかなか言うことを聞かないからと、全体を仕切っている歯科衛生士が、「みんなの前で主任を怒る演技をするから、あなたも怒られているフリをして」と、後輩の責任は主任であることを意識してもらうための演技をしろと命じられました。
私は賛成していなかったし、みんなの前で怒られ、正直メンタルをやられました。それが効果があったのかいまだにわかりません。
後輩からのエピソード、たくさんいただきました。
一生懸命目の前の診療を行っている中で、あまりにも理不尽な内容であったり、鋭い言動を投げかけられるとメンタルにきてしまいますよね…。
ただ、人間はみんな完璧ではありません。だからこそ、先輩がその言動をとった原因は後輩の言動にある可能性もなきにしもあらず。
また、その言動によっては、何か意図があって行った可能性も。
ですが、先輩。その一つの言動で、後輩の心を傷つけてしまうかもしれないことを知っておくこと。そして、心に余裕を持って後輩に接することも、重要なポイントなのではないかと感じます。
次は、先輩として体験した、イヤな言動について。
こんな言動してないか?後輩から言われた衝撃エピソード
- 何回も教えていることだったが、1回目と変わらず優しく教えたのに「〇〇さんこわーい」と言われました。
- 指示したことに対して「やりたくないです」の一言。
- 夕方の急患のアポを入れたら、「私、帰れないんですけど!」とお怒りモード。
- 挨拶のない新人スタッフ
一生懸命教えている側からすると、この言動は辛いですね…。
後輩は、“教えていただいている”という感謝の気持ちをしっかり持つことがとても重要なことだと思います。
ただ、先輩としても、このような言動を受けたとき、自分にも何か原因はないのか考えることで、解決の策に繋がるかもしれません。
つづいて、同僚の言動についてのエピソードをご紹介。
同僚よ、なぜなんだ…職場の雰囲気を左右するイヤな言動
- 先生の悪口を常にいい続ける同僚たち。私は、先生と昔からの知り合いなので、毎日悪口を聞いているのが辛いです。
- 日によって態度が変わり、不機嫌な態度を出されるのがしんどいです。
- 診療が早く終わるように、最終アポイントの時間について患者さんに嘘を伝えたり、架空の予約を入れておいて、「キャンセルになりました!」と平気で言い放ち、「お疲れ様でした。私急ぐので!」と帰っていく同僚が信じられないです…。
こういった言動は、見ているだけでネガティブな気分になり、モチベーションも下がってしまいますよね…。
職場における同僚は、特に身近な存在であり、一緒に力を合わせて働く仲間だからこそ、気持ちいい仲でいたいものです。
一人ひとりが自分の言動について、向き合えたり、注意しあえる環境づくりができると最高ですよね。
最後は、ドクターから受けた、イヤな言動。
先生、どういうことですか!?ドクターから受けたイヤな言動
- 歯科衛生士です。患者さんが歯痛がすると言うのでドクターに報告に行くと、「私が診なければならないことか」と一言。歯科衛生士には限界があります!
- ドクターがとにかく怒鳴る!患者さんの前で怒鳴る!
- スタッフの不正を知っているにもかかわらず、強く言えない院長。
こちらも多くのエピソードをいただきました。
以前、dStyleが実施した『転職や退職を考えたとき』のアンケートでも、“院長との人間関係がうまくいかない”という理由がダントツの第一位…。
歯科医院の大黒柱である院長や、ドクター陣。今回のエピソードのような言動をされる方が減ることを祈るばかりです。
今回のような場面に直面した際に、どのような対応をとるのか、それに対しての院長やドクター陣の対応は、みなさんの今後の選択を見極めるカギとなりそうです。
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さて、いかがだったでしょうか。
人間関係って、仕事をする上で本当に大切ですよね。
「人間関係に悩まず、楽しく働きたい」これは、多くの方の共通の思いだと思います。
だからこそ、一度、自分の言動を思い返してみることはとても重要なことです。
今回集まったエピソードのような、人にされて嫌だったことは、誰かにしないこと。そして、しっかり自分ごとととらえ、目の前の人を思いやった言葉を使い、行動をすること。
基本的なことだと思いますが、いい人間関係を築くことは、一人のそういった基本的な行動がまわりを変えるのではないかと感じます。
みなさんが、人間関係が良好な環境で、歯科のお仕事を楽しめますように。
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