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【採用ノウハウコラム6-1 内定後対応】内定通知から入社までの流れと、注意するポイント

2018.06.02

どの組織でも必要であるにも関わらず属人的な側面を持つ採用業務について、解説と深掘りをしてまいります。

1〜5章と、採用計画から面接までの流れをご説明いたしました。

第6章では最終章として、内定後から入社後までの流れと気をつけるべきポイントについて解説したいと思います。

第1回目は、内定から入社後までの一連の流れをおさらいして行きます。


内定から入社後までの流れ


ポイント① 内定までは慎重に、内定後は丁寧&スピーディーに!

人手不足であろうとも、合否判定や応募者の意欲醸成はじっくり、時間をかけてすべきです。

そのぶん、内定通知以降はできるかぎりスピーディーなスケジューリングを心がけていただくとよいです。雇用条件等の書類送付や返事回収は、うまく進めれば当日〜1日でできます。

たとえばd.Styleでは、人事お役立ちツールの中に雇用条件書などの各種フォーマットをご用意しています。
ぜひご利用いただき、書類作成などの事務作業にできるだけ工数をかけずに進めていくことをオススメいたします。


ポイント② 内定での油断は禁物。入社前フォローを大切に!

内定を出しても、入社までは安心できません。
たとえば以下のような理由で、入社前の辞退となることが考えられます。

 ● 何か言えずに承諾をしてしまっている場合があるから
 ● 優秀な人材ほど引き止めや、競合からの声がかかるから
 ● 単純に、時間が空くことで熱が冷める場合があるから

具体的には、次回のコラムで解説させていただきたいと思います。


ポイント③ 内定がゴールではなく、入社がゴールでもない。

採用をサポートする人材会社の多くは、医院様の採用が無事完了することをゴールとしていると思います。

実際、採用自体のゴールは入社かもしれません。一方で何のための採用かを考えた際、組織(もしくは院長ご自身)の理念やビジョン達成のためかと思います。

従って、内定者が無事入社したその後、イキイキとはたらいて組織貢献してくれることがゴールであると私たちは考えています。



いかがでしたか?

言うは易しで、実際日々の診療を行われながら組織対応にも携われることは非常に大変なことと存じます。
この採用コラムが、少しでも皆様のお役に立てればと思っています。



採用ノウハウコラム 第1章

採用ノウハウコラム 第2章
採用ノウハウコラム 第4章

この記事を書いた人
永畑 雄太 | WHITE CROSS株式会社 人材事業部 主任

大手人材会社2社でキャリアアドバイザーとして7年半務める。今まで3000名以上のカウンセリングと350名以上の支援をしており、医療系と営業帯域の担当経験を持つ。自身も複数回転職をし、納得も後悔もしているため、一人でも良いキャリアを築いて躍動してほしい想いが人一倍強い。