インタビュー

今週の朝礼に使える小ネタ集 第12回

2019.01.30

スタッフの多くが集まる朝礼やミーティングって、とても大切ですよね。

d.Styleでは、組織教育や文化形成に朝礼に役立ちそうな小ネタを収集して、解説したものをお届けします。
日々の診療のちょっとしたアクセントとして、有効活用いただけると嬉しいです。


【医科・歯科界】口腔ケアの実施が「病院経営」を好転させた!? 歯と誤嚥性肺炎の意外な関係

この記事では、口腔ケアをすることで「病院」の経営が上向いた実例を紹介しています。栃木県の足利赤十字病院の小松本院長にその取り組みを語ってもらうという記事です。
 
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この記事のポイント

病院歯科=口腔外科、そう思われる方が多いかと思いますが、今回は「リハビリテーション科」の中に歯科部門を設置したことがポイントです。

また、リハビリテーション科の中に歯科を設置すると、病院の利益につながる。ということを、エビデンスを持って証明したことが2つ目のポイントとなります。

具体的には、脳卒中患者の誤嚥(ごえん)性肺炎の発症率が、リハビリ歯科を設置する前12.2%だったのが、2017年には5.7%に減少したのです。

誤嚥性肺炎になると在院日数が倍になり、病院としてはベッドが空かず困ります。
それを歯科と医科(リハ科)が連携することによって、ベッドの回転率が上がり、結果、病院の増収につながった、というわけです。

今後、まだまだ高齢化が続く中で、こういった病院が増えてくるのではないでしょうか。

実は!
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【ビジネス界】トップ営業マンのトークはどうしてわかりやすいのか 

この記事では、優秀な営業マンのトーク・説明が他の人よりも圧倒的にわかりやすいことを紹介しています。
また、そのためのトレーニングが他の職種でも応用できると書かれています。

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この記事のポイント

営業マンのトークそのままを真似するのではなく、そのトレーニング方法を真似することで、どんな職種の方でも必要な「説明能力」が向上するとのこと。

ここで紹介されているのは、

プライベートでも練習が可能。ちょっとした話をわかりやすく説明すること。
家族でも友達にでも構わないので、どう話せばわかりやすく伝わるかを考えながら話すこと。

内容よりも、クリアにゆっくりと話すことを心がけること。
ミスコミュニケーションのほとんどは早口によるミスであり、聞き取りにくいまま流してしまうことで「わかりにくかった」とならないように、ゆっくりハッキリ話すこと。

の2点でした。
特別なトレーニングよりも、このくらいの内容の方がとっつきやすいかもしれませんね。


いかがでしたか?来週もお楽しみに!



今週の朝礼に使える小ネタ集