9月11日（金）19:00より、姉妹サイトWHITE CROSSのオンラインセミナーにおいて、「使用済み歯科用デバイスの適正処理 簡単操作のメンテナンス法」が開催されます。
今回の講師は、歯科医院にて日々予防業務を担当しながら、第二種滅菌技士として感染管理を研究している歯科衛生士 柏井伸子先生。
視聴後のアンケートにご回答いただいた方にはノベルティ（マスクケース）のプレゼントも♪
この記事では、セミナーの見ドコロをダイジェストでお伝えします！
姉妹サイト WHITE CROSSのオンラインセミナーは、ご自宅や診療室、外出先など、どこからでも視聴が可能です。
また、配信当日に見逃してしまった方や、繰り返し学びたい方向けに、1ヶ月間の録画視聴期間を設けています。ぜひこの機会にご参加ください！
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、歯科医療機関においても、「標準予防策」の徹底が重要項目として挙げられています。
今回のプログラムは3本立て。
- 歯科臨床における感染リスク
- 標準予防策実践の必要性
- 使用済みデバイスへの汚染物付着とその再生処理
“院内感染対策を行う”といっても、何からどうはじめればよいのかわからない…という方は必見の内容です！
PCのキーボードにも要注意！歯科臨床における感染リスク
厚労省の通達により、歯科医療機関に対しても、新型コロナウイルスの院内感染対策についてのガイドラインが公表されています。
（参照：歯科関連感染症対策情報-WHITE CROSS）
セミナーでは、その指針の中で挙げられた質問事項について、くわしく解説。
歯科用ユニットのスイッチなどといった洗浄が難しい箇所の感染対策や、効率の良い清拭方法など、実際に柏井先生が院内で実施している対策について、写真を用いて紹介しています。
アメリカでキーボードやマウスからの感染が院内感染経路となった事例を挙げ、器材のラッピングや清拭の有効性について解説しています。
「標準予防策」「PPE」など、気になるワードも徹底解説
二つ目のチャプターでは、標準予防策の必要性や、PPEの種類と特徴、その着脱の方法と注意点を解説。
「標準予防策」とは、すべての患者さんに対して感染・非感染問わずに感染予防を行う対策のことをいいます。
最近よく耳にする「ユニバーサルプレコーション」や「スタンダードプレコーション」といったキーワードの解説もあるため、感染管理にまつわるキーワードを一挙におさらいすることが可能です！
さらに、このチャプターでは、マスクのレベルについても言及。 材質によって遮断率が異なることを踏まえ、医療現場で用いるマスクの正しい着脱の仕方や選択基準について解説しています。
デモンストレーションあり！使用済み機器の正しい処理方法
歯科は治療に使用する機器が特に多く、ディスポーザブルではない器材もたくさんあります。そして再生利用する器材には、的確な処理をしなければダメージが生じる危険性もあります。
最後のチャプターでは、「ムダなくケガなく確実に」をテーマに、再処理の手順と注意点についてこまかく解説。
そして、器具ごとの正しい洗浄や消毒、滅菌について、デモンストレーションをまじえて解説します。
さらに、欧州におけるガイドラインより、滅菌器の種類についても紹介しています。
クラスB：大型滅菌器（Big sterilization）と同機能が搭載されている卓上滅菌器
クラスN：包装されていない（Non-wapped） 器具が滅菌できる器械
クラスS：特定のもの（Special）に対して滅菌できる器械。製造者の指示に従って使用する必要があるもの
今回のセミナーではメーカーによって特に違いの大きいクラスS滅菌器、NSKの「iClave mini2」を挙げ、その特徴や使い方を解説しています。
滅菌の質を左右する洗浄の工程では、洗剤の選び方から正しい洗浄・乾燥の方法など、滅菌不良や属人的なエラーを防ぐポイントをおさらいできます。
歯科医院での感染管理対策に詳しくなれること間違いなしです！
タイムスケジュール
日程：2020年9月11日（金）19:00〜
会場：ご自宅や診療室（インターネット経由）
費用：3,300円（税込）
対象：歯科医師、歯科衛生士、歯科助手など
※ セミナーのお申し込みにはWHITE CROSSまたはデンタルスタイルのアカウントが必要です
※ 今回のセミナーは1ヶ月間の録画視聴期間があります
