1月22日、丸橋理沙さん監修「SRPベーシックセミナー」が名古屋市内の会場で開催されました。
今回の講師は、歯科衛生士の小林知里さん。丸橋理沙さんから直々にトレーニングを受け、セミナー講師として名古屋で活躍するベテランの歯科衛生士です。
セミナー当日は、SRPの基礎をマスターできるように、歯周病に関する基礎知識の座学と、10秒でできるシャープニングの実習、模型を使用したハンズオンの実習を行いました。
今回は、そんなSRPベーシックセミナーの内容をダイジェストでお伝えします♪
座学では歯周治療の基本をおさらい！
はじめに小林さんは、歯周治療の流れやそれぞれのポイントについて解説しました。
歯周基本治療の流れについての説明では、「どのような口腔内の状態ならSRPを行ってもよいのか」「TBIの適切なタイミングはいつか」といった、明日からの臨床にすぐに活かせる内容が多く、新たな発見がたくさんありました。
他にも歯周病原菌などの基礎知識や、患者さんとのコミュニケーションのコツ、問診の重要性など、とても幅広い内容を学べる講義でした。
講義の途中では症例検討するワークも行われ、さまざまな受講者同士が交流する中では、歯周治療に対するあらゆる意見や考えを知ることができました。
受講者もびっくり！10秒でできるシャープニングとは？
次にシャープニングの実技です。この実技では、「10秒でできるシャープニング」と掲げてあるように、簡単にキュレットを均一に研ぐ方法が学べました。
小林さんは、「SRPを成功させるためには、切れ味の良いキュレットが欠かせない」といいます。また、自分の技術レベルを上げるのと同時に、使用する器具のメインテナンスも適切に行っていくことが非常に重要であると話しました。
ハードルが高いように感じられることも多いシャープニングですが、今回のレクチャーを受けた受講者の方々は、「明日からすぐに使えそう！」とびっくりしていました。
SRPを行う上で重要かつ基本的なポイントをおさえよう！
その後は、待ちに待ったハンズオンの実習です。キュレットの持ち方や正しい姿勢、固定指の置き方、ポジショニングなどを各ブロック毎に解説しました。
SRPの実習では、受講生一人につき一台のマネキンを使用し、小林さんは受講生からの質問に答えながら、たっぷりと時間をかけて指導していました。
正しい姿勢で行うSRPは、歯石を確実に除去するだけでなく、自分の体にも負担がかからないと小林さんはいいます。
指の長さや手の大きさは人によって異なるため、基本のポジションや形はあるものの、一人ひとりにあった型を習得する必要があると伝えました。
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座学から実習まで、盛りだくさんのことが学べる「SRPベーシックセミナー」。
すぐに臨床に活かせる内容ばかりで、多くの受講生がとても充実した時間を過ごすことができたと満足していました。
丸橋理沙さん監修SRPセミナーは北海道、名古屋、大阪の3エリアで開催されています。
来年度からはベーシックコースに加え、複合型の歯周治療を学ぶためのアドバンスコースも名古屋で開催されます。こちらは少人数制で、ベーシックよりもさらに奥深いところまでSRPのことが学べるセミナーです。
ご興味がある方はぜひご参加くださいね♪
TeamGLWB主催 丸橋理沙さん監修SRPベーシックセミナー
日時：2023年5月14日、7月30日、11月12日、2024年1月28日いずれも（日）
会場：名古屋市内
費用：45,000円（税込）
お問い合わせ先：rdh7.0203@gmail.com
