現役歯科衛生士100人に聞いた「歯科衛生士になってよかった?」

全国各地で活躍されている歯科衛生士のみなさん。

他の歯科衛生士はどんな環境で、どんな仕事をしているんだろう?と、気になることはありませんか?

そこでdStyleでは、WHITE CROSS会員と、公式Twitter公式facebookのフォロワーの歯科衛生士を対象に、アンケートを実施いたしました。

最終回の今回は、「歯科衛生士になったきっかけやこれから」について発表していきますよ〜!

前回までの結果発表はこちら

Q1.いまの職場の満足度とその理由
Q2.いま働いている職場のお給料事情
Q3.得意な治療は?ニガテな治療は?
Q4.職場のユニフォームは?
Q5.持っている認定資格
Q6.就職先を選ぶ上で重視するポイントは?

Q1.歯科衛生士を目指したきっかけは?

歯科衛生士を目指したきっかけは?
歯科衛生士を目指したきっかけは?(n=109)

もっとも多かった回答は「学校の進路選択をしたとき」。半数の方が、学生時代の進路選択の際に歯科衛生士という職業を知ったようです。

つづいて多かったのが「歯科医院に通院したとき」「歯科医院への勤務経験から」。歯科医院に訪れたことが、歯科衛生士を知るきっかけになったという方も多数いました。

転職・就職を考えたとき」と回答した方の中には、もともと医療関係の他職種だった方や、歯科技工士だった方など、医療業界の中で転職を決めた方も。

また、「その他」の中には、“テレビで歯科衛生士のドキュメントを見た”という方や、“家族や知人のすすめで歯科衛生士への道を決めた”という方もいました。

Q2.歯科衛生士になってよかった?

歯科衛生士になってよかった?
歯科衛生士になってよかった?(n=109)

「よかった」「まあよかった」と回答した方が、8割を超える結果に!

看護師に同じ質問をした結果によると、「よかった」と答えた人は75.8%。歯科衛生士のみなさんの方が、満足度が高いようです。
(参照:4人に3人が「看護師になってよかった!」|もう一度職業を選べるとしたら「看護師になりたい」は3割強

それでは回答者のみなさんは、どんな理由で歯科衛生士になって「よかった」と考えているのでしょうか?

Q3.歯科衛生士のいいトコロ

歯科衛生士のいいトコロ
n=109(複数回答可・1人あたり3つまで)

もっとも多かった回答は「転職に困らない」ところ。求人倍率が高く、全国各地に職場があるため、結婚などで急な転勤があった場合でも安心して歯科衛生士を続けられると考えている人が多いようです。

つづいて多かった回答は「一生続けられる」ところ。2016年の厚生労働省が発表によると、25歳未満から60歳以上まで、各世代がまんべんなく就業しています。
(参照:【歯科衛生士の年齢まとめ】定年は?何歳まで働ける?

同時にランクインしている「夜勤がない」ことや「復帰しやすい」こと、「残業が少ない」ことなどもあり、年齢やライフステージにかかわらず働きやすい職業であると感じている人が多いようです。

「その他」と回答した方の中には、“患者さんに感謝してもらえる”、“笑顔に出会える”、“これから先のニーズがある” といったやりがい面の理由から、“自分のむし歯予防にもつながる”、“生死に関わる機会が少ない”といった歯科ならではの回答もありました。

Q4.これからも歯科衛生士として働きたいと思う?

これからも歯科衛生士として働きたい?
これからも歯科衛生士として働きたいと思う?(n=109)

「思う」と回答した方が8割を超える結果に!

上記の理由から、歯科衛生士は長く勤めることができる職業と考えている人が多いようです。

2017年に政府が国をあげて“歯科保健医療の充実に取り組む”と表明していることから、今後ますます活躍が予想される歯科衛生士。
(参照:歯科衛生士に追い風! 歯科検診・口腔ケアの大切さを国が認める

近年では、歯科医院の他に病院や企業、研究所などと歯科衛生士が活躍できる職場が増えつつあります。

今回のアンケートをきっかけに、一人でも多くの方に歯科衛生士の魅力が伝わればうれしいです。

その他のアンケート結果はこちら

Q1.いまの職場の満足度とその理由
Q2.いま働いている職場のお給料事情
Q3.得意な治療は?ニガテな治療は?
Q4.職場のユニフォームは?
Q5.持っている認定資格
Q6.就職先を選ぶ上で重視するポイントは?
Q7.歯科衛生士になってよかった?