本連載ではこれまで、ミュゼホワイトニングの研修や、各歯科衛生士学校での授業を通して見えてきた「新人教育の課題」について、末光妙子先生にお話を伺ってきました。
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第1回 歯科現場での新人育成の課題点〜前編〜 新人とベテランとで違う「コンプライアンス」の意識とは？
第2回 歯科現場での新人育成の課題点〜後編〜 物事をシビアに考える最近の歯科衛生士に、仕事のやる気を出させる方法とは？
第3回となる今回は、実際にミュゼホワイトニングを導入し、継続的にホワイトニングサービスを患者さんに提供している3名の歯科衛生士の方々に、日々の業務のリアルな声を聞いてみました。
① 医療法人社団PDS アップル小児矯正歯科【北海道／苫小牧市】佐々木さん
ミュゼホワイトニング導入時期：2018年〜
お勤めの歯科医院について教えてください。
当院は予防・矯正・ホワイトニングを専門に行っています。
矯正治療や定期健診と並行してホワイトニングをする患者さんが非常に多く、院内スタッフは明るく元気で、全員が患者さんを第一に考えて働いています。
患者さんへホワイトニングをおすすめする際のポイントは？
う蝕予防ができることやツヤのある仕上がりになること、痛みや食事制限がないことは、ミュゼホワイトニングのメリットとして毎回しっかりお伝えしています。
実際にホワイトニングに携わっていて感じたことを教えてください。
患者さんへ独自でアンケートを行った際、「コンプレックスが解消された」「自信をもって笑えるようになった」など、前向きな意見を多数いただくことができました。
ミュゼホワイトニングは、矯正装置を装着している患者さんにも提供が可能なので、その点もかなり喜ばれています。
一方、効果には個人差があり、実感値が薄い患者さんへの対応・説明には思慮します。
また、ホワイトニングから定期健診や矯正治療に促す役割を担っていますが、提案のむずかしさについては常々感じています。
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② 医療法人社団ゆずか こうざと矯正歯科クリニック【香川県／坂出市】磯野さん
ミュゼホワイトニング導入時期：2017年～
お勤めの歯科医院について教えてください。
矯正歯科専門の歯科医院なので、他院ではなかなか学ぶことができない、専門的な知識を得ることができます。
また、歯科衛生士が行う処置が多くあるので、知識面だけでなく、技術面においても成長することができる場所です。
患者さんへホワイトニングをおすすめする際のポイントは？
食事制限がないこと、知覚過敏になりにくいこと、また歯そのものの歯質強化になることをお伝えしています。
また、ホワイトニングを行う歯の本数については、患者さんと相談しながら決められるので、気になる歯のみにアプローチすることができる点もミュゼホワイトニングの魅力だと思います。
実際にホワイトニングに携わっていて感じたことを教えてください。
施術後、目に見えて変化が現れるので、患者さんが希望する通りの効果が出て喜んでもらえると、こちらまで嬉しくなります。
反対に、希望通りの結果にならない場合は、患者さんのフォローをする必要があり、期待値コントロールのむずかしさを感じています。
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③ 医療法人社団とちのき会 お茶の水矯正歯科【東京都／千代田区】櫻庭さん
ミュゼホワイトニング導入時期：2018年～
お勤めの歯科医院について教えてください。
初めて来院される方や長期的に通われている方、すべての患者さんにいつでも気持ち良く安心して受診してもらえるよう、スタッフ全員がお出迎えのあいさつや診療後のお見送りなどを意識して行っています。
患者さんへホワイトニングをおすすめする際のポイントは？
白さだけでなく、透明感のあるツヤツヤした仕上がりや、舌で歯を触った際のツルツル感など、見た目以上の効果があることをお伝えしています。
また、コーヒーをよく飲む習慣がある方には、ミュゼホワイトニングには飲食制限がなく、短鎖分割ポリリン酸のコーティングによる着色予防効果があることをお伝えしています。
実際にホワイトニングに携わっていて感じたことを教えてください。
本当に白くなるか？痛みはないか？など、始める前は不安が大きかった患者さんが、ホワイトニング後の仕上がりを見て、「すごい！白くなってる！」と嬉しそうに笑顔を見せてくれるときは、私たちも本当に嬉しくなります。
ただ、継続したい気持ちはあるものの、自宅からの距離や金銭的な面で通うことがむずかしくなってしまう患者さんもいます。
その場合は、同日に2回施術を行うことも可能であることをお伝えしたり、セルフまたはホームホワイトニングのご案内をしたりと、患者さんの状況に合わせた提案を行っています。
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3名とも、最初は不安だった患者さんが、「ホワイトニングを通して自分に自信をもっていく姿」にやりがいを感じているようです。
同時に、人によってはホワイトニングの効果が薄いこともあるため、そういった患者さんへの説明や、他の口腔内治療に繋げていくことへのハードルの高さに課題を感じているとのこと。
歯科衛生士の「やりがい業務」として注目されるホワイトニング。患者さんとどのようにコミュニケーションをとっていくのかが、今後も重要な課題の一つになるのではないでしょうか。
次回は、課題解決のためにミュゼホワイトニングが行っていることについてお伝えしたいと思います。
ぜひみなさんの日々の業務にお役立てくださいね！お楽しみに！
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