男性歯科衛生士が語る、シゴトのホンネ vol.4「歯科衛生士について、俺が思うこと」

こんにちは、男性歯科衛生士の齋藤脩(さいとうおさむ)です。福島県白河市出身、現在は香川県のソフィア歯科クリニックに勤務しています。

以下の記事で紹介している通り、男性で歯科衛生士という職業を選ぶ人は、まだまだ少ない状態です。
(参照:とっても貴重な存在?!男性歯科衛生士について調べてみました!

この連載では、男性である私が歯科衛生士を目指したきっかけや、歯科衛生士になってから現在にいたるまでの経緯をお伝えしていきます。

これまでの記事はこちら

vol.1「俺、歯科衛生士になる」
vol.2「俺、歯科衛生士に向いてなかった?」
vol.3「歯科衛生士の俺が、まさか舌がん?!」

今回は、私が現在取り組んでいることや今後の目標をお話ししたいと思います。

歯科衛生士として現在取り組んでいること

現在は、正社員でソフィア歯科クリニックに勤務しているかたわら、休日は、歯科衛生士会の一員として、活動しています。

活動内容は、乳幼児検診から歯科イベントの手伝い、企業検診や講師などがあり、どれも積極的に参加しています。

他にも、一般の友人が定期的に開催するランチ会でも、歯科の啓発活動を行っています。

さらには、「一般社団法人 予防医療普及協会」に入会して、歯周病予防を広める活動を手伝うなど、自分自身が楽しみながら一般の方への歯科受診を促しています。

ランチ会を主催する岩倉千秋さんと筆者(左)
ランチ会を主催する岩倉千秋さんと筆者(左)

今後の目標

歯科でメインテナンスを受ける人を一人でも多くする!」これが私の目標です。

歯科でメインテナンスを受けていない方へは、

writer20

むし歯と歯周病は予防でき、口腔がんは早期発見が大切です。

歯科でメインテナンスを受けるデメリットは何ひとつありません。一緒に歯を守りましょう!

というメッセージを、一人でも多くの方に届けたいと思っています。

また、同じ業界で働く歯科医療従事者の方へは、

writer20
歯科業界をもっと楽しく、もっと明るい業界にしていきましょう!

というメッセージを届けたいです!

ソフィア歯科クリニック理事長の上里優先生と筆者
ソフィア歯科クリニック理事長の上里優先生と筆者

男性歯科衛生士はおすすめの職業か

結論からいうと、正直わかりません。
私自身、自分が50代、60代になったときに歯科衛生士として働いている姿がまだイメージできておらず、給与面についてへの不安もぬぐえません。

しかし、「歯科衛生士になりたい」と思ったのであれば、絶対に挑戦するべきだと思います。
やらないで後悔するより、まずやってみる方が、得るものは大きいのではないでしょうか。

現在私は「歯科衛生士」という仕事を楽しみながら毎日を過ごしています。

今後は、さらに楽しんで仕事をするにはどのようにすればいいのかを考え、日々行動していきたいと思っています。

最後に

学生時代、恩師のたかはし歯科医院 高橋健一先生に“土屋和子先生のような、セミナーをする歯科衛生士になりなさい”と言われました。

そういった歯科衛生士になるために、今日も臨床の現場で「歯科衛生士」という仕事を楽しみ、人として成長していきたいと思います。

このような機会を与えてくださったdStyle編集部の方、そして協力してくださった皆様に感謝いたします。
どうもありがとうございました。どこかで皆様にまたお会いできる日を楽しみにしています。

筆者の恩師である高橋健一先生
筆者の恩師である高橋健一先生

男性歯科衛生士が語る、シゴトのホンネ

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vol.2「俺、歯科衛生士に向いてなかった?」
vol.3「歯科衛生士の俺が、まさか舌がん?!」
vol.4「歯科衛生士について、俺が思うこと」